関西単立バプテスト神学校とは
神戸の地にて、1967年の創設以降、約60年にわたって日本宣教の一端を担い、牧師、伝道師を育成してきました。また聖書をより詳しく学びたい一般の方にも学びの機会を提供しています。
ご挨拶

関西単立バプテスト神学校 校長
吉本 隆史
Takafumi Yoshimoto
「ですから、あなたがたは行って、あらゆる国の人々を弟子としなさい。父、子、聖霊の名において彼らにバプテスマを授け、わたしがあなたがたに命じておいた、すべてのことを守るように教えなさい。見よ。わたしは世の終わりまで、いつもあなたがたとともにいます。」
(マタイの福音書28章19-20節)
関西単立バプテスト神学校(Kansai Independent Baptist College)は、1967年に開校し60年の歴史があります。60年の間に200名以上の卒業生があり、日本と世界において宣教、牧会と教育のために豊かに用いられています。これからも主とみことばに忠実な働き人の育成のために労したいと思います。 私達の神学校は、あらゆる国々の人々を弟子とするという、上記の主の大命令の実現の一端を担うため、福音を宣べ伝え聖書的な地方教会を設立する働き人の育成を目標としています。そのために主に3つの分野における訓練を提供しています。
Ⅰ.知的訓練
「聖書はすべて神の霊感によるもので、教えと戒めと矯正と義の訓練のために有益です。神の人がすべての良い働きにふさわしく、十分に整えられた者となるためです。」
(テモテへの手紙 第二 3章16-17節)
第一に、主の働き人は、神からの啓示の書としての聖書を学ぶことが必要です。神の霊感による聖書は、働き人が整えられていくため不可欠なのです。 また、主の働き人である前に一人の人間として、キリスト者として、家庭の一員として、社会人として如何に生きるかを知る必要があります。人に宣教し教育する前に、何を伝え教えるかを知らなければなりません。移り変わる文化、価値観、思想の中で宣教するためには、聖書を学んで確信を持つことが必要です。誤った様々な教えに惑わされないために聖書を学究的に学ぶことが要求されます。 神学校では、聖書の原語(ギリシア語、ヘブル語)、写本、正典の成立、釈義、背景、年代を学びます。そして聖書の真理を体系化、組織化した神学を学びます。そして、世界と日本の教会の歴史を学び、神学と実践を検証します。
Ⅱ.実践の訓練
「みことばを宣べ伝えなさい。時が良くても悪くてもしっかりやりなさい。忍耐の限りを尽くし、絶えず教えながら、責め、戒め、また勧めなさい。」
(テモテへの手紙 第二 4章2節)
第二に、主の働き人は、聖書の真理を様々な分野に適用、応用することを学ぶ必要があります。神学校では、説教、牧会、教育、伝道、児童伝道、弁証、教師訓練、教会実務、聖書カウセリング、異端、世界の宗教等を学びます。また聖書の学びの道具、宣教の媒介等、様々な分野で有効な英語を学びます。さらに希望者にはラテン語も提供されます。また賛美を聖書から学び、声楽、コーラス、ピアノ、様々な楽器等の教会音楽の理論と実践を学びます。 2026年度現在で14人の先生方が教鞭をとっていますが、全員が牧師、牧師夫人、伝道師として教会に仕える働きをされている方ばかりです。様々な賜物と豊かな経験をお持ちの先生方から実際的なことを学ぶことができます。 また神学生は週末に教会での奉仕において学んだことを実践し生かし主に用いられます。またその奉仕により訓練され将来の伝道牧会の備えとなります。
Ⅲ.霊的・人格的訓練
「あなたは務めにふさわしいと認められる人として、すなわち、真理のみことばをまっすぐに説き明かす、恥じることのない働き人として、自分を神に献げるように最善を尽くしなさい。」
(テモテへの手紙 第二 2章15節)
第三に、最も大切なことですが、主の働き人は、神との関係における霊的・信仰的訓練、また人格的・対人的訓練を受ける必要があります。 神学校生活において、みことばと祈りの時を持ち神と個人的に交わることが習慣づけられます。神との交わりに生きることこそ神の願っておられることであり、キリスト者にとって最も大切なことです。 チャペルの時間は、様々な先生方のメッセージや賛美を通して教えられ、霊的に成長することができます。また神学生がチャペルにおいて、メッセージ、奏楽、賛美と楽器演奏等の奉仕を主にささげることにより自分も成長します。 また先生方や共に学ぶ神学生との交わりを通して教えられ励まされ、寮生活や校内での奉仕や責任等を通して実生活における訓練を受けることができます。 神学校において、知的、実践、霊的・人格的訓練を受けることは、第一線の働きに出た時に揺るぎない確信、土台、財産、知恵そして力となります。
私は、1985年に当神学校卒業と同時に牧師となり現在に至っています。40年以上にわたる伝道牧会の働きにはいろいろなことがありました。その中でも神学校で学んだことが確かな土台となり、教えて下さった先生方の歩みが、私にとって模範、励まし、そして慰めとなりました。今となっては、伝道牧会の働きでお忙しい中、神学校のために多くの時間を割き労して下さった先生方のことをおぼえ、ただただ感謝の思いで一杯です。
神学校の先生方は、教えられた自分達が今度は後輩のために時間を割いて、福音が次の世代まで宣べ伝えられるよう祈りつつ奉仕されています。私たちの神学校は、主が再び来られるまで忠実に使命を果たせるよう努めています。神学校のためにお祈りいただければ幸いです。
「多くの証人たちの前で私から聞いたことを、ほかの人にも教える力のある信頼できる人たちに委ねなさい。」
(テモテへの手紙 第二 2章2節)
学校概要
(2026年4月1日現在)
関西単立バプテスト神学校 Kansai Independent Baptist College
| 所在地 | 兵庫県神戸市西区伊川谷町潤和1692-3 |
| 創立 | 1967年 |
| 学校長 | 吉本 隆史 |
| 教員数 | 14名 |
| 学科・コース | 上級牧会神学科・上級教会教育科・聖書神学科・聖書教育科・聖書音楽科・一年研修コース |
| 主要施設 | 教室、音楽室・チャペル、事務室、会議室、校長室、職員室、学生寮(独身寮、別棟家族寮)、図書室、食堂・談話室、エントランスロビー、調理室、ゲストルーム |
◆理事長
吉本 隆史 (緑が丘バプテスト教会牧師)
◆常務理事
小川 宗五郎(千里ニュータウンバプテスト教会協力牧師)
ダニエル・ガードナー(バプテスト国際宣教団)
釜井 良幸 (敦賀バプテスト教会牧師)
浅田 一朗 (明石聖書福音バプテスト教会牧師)
上原 隆一 (泉北ニュータウンバプテスト教会牧師)
◆理事
表 博之 (西舞子バプテスト教会協力牧師)
芝山 芳雄 (広島聖書バプテスト教会牧師)
鈴木 裕之 (単立バプテスト荒川沖教会牧師)
佐伯 知洋 (三宮聖書バプテスト教会牧師)
加藤 信行 (町田バプテスト教会牧師)
小川 勇哉 (千里ニュータウンバプテスト教会牧師)
桝田 聖彦 (グレース神戸バプテスト教会牧師)
◆歴代校長







